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健康で長生きの方法について
by bluly
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フルマラソンの最高齢世界記録ファウジャ・シンさんと日野原重明先生

先日、施術中に、昨年のマラソン大会の記録で、100歳の人が最高齢記録を出した話をしていたのですが、ご存じない方が多かったので、ここでご紹介させていただきます。

100歳男性がフルマラソン完走!ギネス申請へスポーツ報知 10月18日(火)8時2分配信

 カナダのトロントで16日に行われたフルマラソンで100歳のインド系英国人男性のファウジャ・シンさんが8時間25分16秒で完走し、フルマラソンの最高齢世界記録の偉業を達成した。
今後、ギネスブックへの登録を申請する。シンさんは89歳からマラソンを始め、今回が8回目の挑戦。
スタミナ源は「ショウガ入りカレーと紅茶」という。

 頭にターバンを巻いたシンさんは両手を挙げて声援に応えた。
ゆっくりと、しかし、確実に歩を進めながらゴール。
タイムは8時間25分16秒で、参加者最後の走者だったが、100歳の“偉業”に沿道の観客は拍手と歓声で出迎えた。

 胸まで伸びた立派な白ひげを蓄えた100歳は、ほほ笑んだ。「再婚したかのようにうれしいよ」

 シンさんは1911年4月1日、インドで生まれた。農家を営んだ後、1960年代に英国に移住した。
初マラソンは89歳。今大会が8回目の挑戦だった。妻と子供はすでに亡くなっている。
長生きの秘けつは、「ストレスフリーな生活を送ること」。
スタミナ源は、ショウガ入りカレーと紅茶。「楽しい気持ちでいることが大切」という。

 03年には、5時間40分1秒で完走し、90歳以上の記録を塗り替えた。
13日には、100メートル~5000メートルの8種目の競技で100歳以上のランナーの最高記録をそれぞれ樹立。
大会主催者は「ギネスブックに申請する」と明言した。
12年ロンドン五輪の聖火リレーへの参加を希望しているという。

 シンさんが参加した大会は「トロント・ウォーターマラソン」。
今年で22回目を迎え、参加者は約2万6000人、約10万人の観客が詰めかけた。
上位進出者はボストン・マラソン(4月)への出場権が獲得できるため、人気があるという。
日本人では、70歳以上の参加者もいた。

 大会事務局によると、現地の気温は13度で天候は曇りだった。

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16日、カナダ・トロントのフルマラソンで、完走したことを示すメダルを授与されるシンさん(AP)




















100歳でマラソンを完走するなんてすごいですよね。
そういえば、昨年10月の大阪マラソンでは90代の方が女性も含め数名エントリーされていましたが、
完走されたのか興味があります。

シンさんで注目したいのは、マラソン開始が89歳という高齢になってからということ。
それまで、運動はされていたのでしょうか?
そして長生きの秘けつは、「ストレスフリーな生活を送ること」。精神面がまず大事ということ。
スタミナ源は、ショウガ入りカレーと紅茶。
「楽しい気持ちでいることが大切」ということ。再度精神面を強調されていますね。

この「楽しい気持ちでいること」という言葉に惹かれました。
あまり日本の100歳以上の方は言われませんね。
いつも「わくわくする気持ち」を持っていたいものです。

ところで、日本で、100歳の人と言えば、聖路加国際病院の日野原重明先生が特に有名ですよね。
山口県出身で、お父さんは、教会の牧師さん。
日野原さんは小学校4,5年の頃、体の弱かったお母さんを往診されるお医者さんの姿を見て、
ご自身も医者を目指されたようです。

ハイジャックにあわれているのですが、それ人生観が変わったそうです。
それまでは出世欲も人並みにあったようですが、残りの人生を人々のために尽くしたいと。
100歳で現役で頑張っておられる姿は、多くの人に勇気を与えるし、みんなの目標ですね。

あの、『病気にならない生き方』の著者である新谷弘実先生も私が聴きに行った講演の中で、「私の目標となるのは日野原先生です」と言っておられました。

日野原先生は、普段どんなものを召し上がっておられるのか気になりますよね。
100歳までぼけない101の方法』(白澤卓二著、日野原先生推薦)という本から抜粋してみます。

朝食は、100%天然果汁のジュースに植物油(大さじ1杯)を加えたもの。
冷たい牛乳を1本、コーヒー入りの暖かいミルクにレシチンのパウダーを大さじ1杯。
レシチンは脳の働きをよくする脂質の一種。
(時間があるときはバナナを1本の半分食べる)

昼食は、冷たい牛乳1本にクッキーを2,3枚。

夕食は、かに玉、生鮭の南蛮漬け、なすの田楽、冷奴(豆腐半丁)、グリーンサラダ、
アサリのすまし汁、漬け物、ご飯を茶碗半分。

全体的に、肉より魚を食べるようにされ、野菜をたっぷり。
日野原先生は、ご自身の基礎代謝量を計算し、それに日頃の活動状況を加えて、
一日の摂取カロリーを決めておられるそうです。

どうでしょうか、100歳というお年を考えても、全国を飛び回って講演されているにしては
かなりの少食ではないでしょうか。

牛乳を1日2本も飲んでおられることはちょっと以外でした。
肉より魚を多くし、野菜を多めに取るということは、いいこととされていますね。

運動ももちろんされているようです。
数年前のテレビ番組では、階段を一段とばしで3階まで楽に上がっておられたし、
自宅で腕立て伏せをされてました。

とにかく、何事も習慣化できるかがポイントでしょう。

by bluly | 2012-02-17 22:26 | 食事
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