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京都で「ユニバーサルヘルスケア」という治療院を開院している後藤のぶよしです。 最新の記事
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こんにちは。佐藤です。
このブログでは、自分が今興味ある話や、施術中に患者のみなさんにお話している内容を中心に載掲載たいと思いますので、よろしく、お付き合いください。 今日は、今年初めてウグイスの鳴き声を聞きました。とてもかわいらしい声。まだあまり上手ではありませんが、一生懸命鳴いているのがほほえましく感じます。 春は確実に近づいているのですね。 さて、最近、ある週刊誌に、予防医学の第一人者である新潟大学医学部教授 岡田正彦さん(65歳)が、「長生きしたければ、がん検診は受けるな」という見出しで、論考を寄せておられました。ご覧になられたでしょうか? 少し過激な見出しに興味をそそられて、早速読んでみました。 内容は、ほとんど知っていたことなのであまり驚きはしませんでしたが、ご存じない方のために、10項目ぐらいにまとめてご紹介したと思います。 まず、①肺がん検診を受けると肺がんの死亡率が圧倒的に高くなる。その他のがん検診も同様。 ②その理由のひとつは、エックス線検査にある。国や専門家たちは、「エックス線検査には放射線被曝のデメリット以上にがんの早期発見というメリットがある」というが、ありったけの関連論文を読んできたが、上回るメリットがあることを科学的に証明した論文は一本もなかった。 ③イギリスの研究チームによると、日本人のがんのうち、3.2~4.4%はエックス線検査が原因としている。 ④日本のCT普及率は、2位以下を3倍も引き離すダントツの世界一。 ⑤生涯大きくならないがんが相当数あることが分かってきた。そうしたがんは、へたにいじらないほうがいい。もし、タチの悪いがんなら早期に全身に転移するので、予後はそれほど変わらない。 とすれば、検診で微細ながんを見つけ、激しい治療をされる不利益は放置しておくよりもむしろ大きい。 ⑥胃がん検診ではバリウムを飲んで検査している間放射線を浴び続けなければならず、その被曝量は、肺がん検診の100倍近い。 ⑦多くの検診が行われる理由の第一は、金儲けの手段。もう一つは、検診は有効との人々の思い込み。 ⑧胃がん検診をしているのは日本だけ。日本は大規模な追跡調査をしない国なので、胃がん検診の有効性を実証する証拠は一切ない。 ⑨人間ドックという言葉は日本だけ。推奨している国も日本だけ。 ⑩何もしないことが最高の医療です。過剰検査、過剰医療の恐ろしさをよく理解することが大事。 検診より予防に力を入れる方が国民の健康 保持にとってはるかに有効。生活習慣を改善することで、効果は1.5倍になる。50%も違う効果を出す医療行為は他にない。 (以上『週刊現代』二月一八日号より) 教授ご本人の職名、写真入りなので、批判を覚悟なのでしょう。 以前なら、国立大学医学部教授という立場でこのような発言をする方は少なかったのですが、最近は増えてきましたね。 みなさんはどう感じられるでしょうか。そんなこと信じられないというような項目が多いのではないでしょうか。 もし、事実なら大変なことですね。興味がおありでしたら、『「五大検診」は病人狩りビジネス!』という本など読まれてもいいと思います。 自分の健康は自分で守る。そのためには、多少の勉強は必須です。 特に「がん」などは、病院任せにせず、自分で治すぐらいの気構えが大事ですよ。 検診の効果についても、是非、ご自分で関連書籍に当たってみてください。 #
by bluly
| 2012-02-12 21:04
| 放射線
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